社風と基本指針

インベストメントカレッジは、大阪にオフィスを構え、トレーダー育成などのビジネスコンテンツを提供している会社です。
この会社では、働く上での指標となる「7つのベーシックス」が定められています。これは、実はインベストメントカレッジの親会社であるダイレクト出版で生まれた考えで、ダイレクト出版グループで共有されているものだそうです。
この7つの価値観を社員全員で共有することで、この会社では一人ひとりが自由に、伸び伸びと仕事をしながら会社組織として一つの方向を目指し、進んでいくことが可能になると考えているようです。

「真摯さ。素直さ。」「スピード重視」「遊び心を加える」「社外に目を向け、外部志向である」「プロフェッショナルである」「チームで成果を出す」「事実に基づく判断をする」が7つのベーシックスとなります。中でも特徴的な2つを紹介しましょう。

■「スピード重視」

ここでは、80%アプローチ(完璧にする前に、まず完成させる)という考え方が提示されています。常に素早く行動し、何事も素早く終わらせる姿勢がこの会社では求められるようです。また、「素早く失敗して当たりを見つける」という考え方があり、この会社の求めている「成果」が「失敗しないこと」ではないことが分かります。失敗までの工程とその後のフィードバック、修正などの一連を素早く繰り返していくことで、結果的に素早く成功に到達できる、という考え方は、特徴的だといえます。
もちろん、最初から成功するに越したことはないのは間違いありませんが、それを前提にビジネスプランを構築することは避けるべきであり、失敗を咎めるのではなくその後につなげようという精神があるのだそうです。

■「遊び心を加える」

仕事をしている時間は、人生の中で大半の割合を占めることになるでしょう。この会社では、そんな膨大な時間を「楽しく過ごせた方が良い」という価値観が根底に流れているようです。また、楽しみながら働くことで仕事に対するモチベーションやパフォーマンスが向上する他、ストレスの軽減などのメリットも見込めるようです。どうせなら楽しめる方が良い、という考えはおそらくほとんどの方が共感できるのではないでしょうか。「成果主義」と聞くと、つい眉間にしわを寄せてしまいそうですが、楽しみながら成果を出すことが大切なようです。

インベストメントカレッジでは、これらの「価値観」「行動指針」を共有しながら働くことが求められるようです。仕事をする上で最もベースとなる考えを全社員が共有することっで、活気やエネルギーに満ちた職場を形成しているそうです。